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2017年8月21日月曜日

XPagesでサポートしているRDBMSを試してみよう

皆さん、こんにちは。
気が付いたらお盆が過ぎていました・・・
東京は8月に入って、カラッと晴れた日がないので、夏という気がしないのも一つの要因でしょうか。
涼しいのは良いのですが、やはり夏は暑くないとしっくりと来ないですね。


では今日の話題に行きましょう。
今日も9.0.1 FP8の関連事項です。
もうすぐ9.0.1 FP9がでるはずなので、その前に終わらせておきましょう。ということです。

IBM Domino Designer 9.0.1 フィーチャーパック 8 の新機能
XPage 用のリレーショナルデータベースサポートの改善および JDBC ドライバプラグインウィザードの追加。
という記述があります。

今回はこれについて見ていきます。
上記のリンク文書を読み進めていくと、
XPages を使用したリレーショナルデータベース管理 (RDBMS) のサポートを読むように書かれています。
ここには、新しい機能についての説明がありますが、具体的にどのようにしたら利用できるようになるのかを記事内で紹介されているサンプルDBを元に見ていこうと思います。

1.JDBCドライバの入手

今回はサンプルDBを試すので、Derbyを利用します。
DerbyのJDBCドライバはApache Derbyから入手できます。
ここから、「db-derby-10.13.1.1-bin.zip」(2017年8月時点の最新バージョン)をダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルは任意の場所に展開しておきます。


2.XPages Plug-in用に変換

Domino Designerを起動します。
[Tools][JDBC Driver Plug-in Wizard]メニューをクリックします。
JDBC Driver Plug-in Wizardメニューが追加されている

JDBC Driver Plug-in Wizardのダイアログが表示されるので、以下の項目を入力します。
「Type」は今回はサンプルアプリケーションを使用するので、「Apache Derby」を選択します。
「JAR Files」は、[Add JARs]ボタンをクリックして、1.で入手したApache DerbyのJDBCドライバのJarファイルを選択します。
「Direcroty」はXPages用に変換したJDBCドライバを含んだUpdate Siteをどこのフォルダに出力するのかを選択します。このフォルダは任意の場所で良いですが後で利用するので覚えておきます。
JDBC Driver Plug-in Wizardダイアログ

すべて入力できたら、[終了]をクリックします。
Wizardが実行されて、指定したフォルダにUpdate Site用のファイルが作成されます。
作成されたUpdate Site用フォルダ


3.Dominoサーバへの適用

2.で作成したUpdate Siteは「Eclipse Update Site」DBに登録することでDominoに適用することができます。
「Eclipse Update Site」はテンプレートが用意されていますが、自分で作成する必要があります。
ただし、Dominoサーバーに1つあれば十分ですので、すでに作成してある場合はそれを利用します。

作成していない場合は、[ファイル][アプリケーション][作成]メニューで新規にNotes アプリケーションを作成します。
テンプレートのサーバーは、Dominoサーバーを選択します。
「詳細テンプレートの表示」にチェックを付けると、 「Eclipse Update Site (9)」というテンプレートが表示されるので、それを選択します。
ファイル名は「updatesite.nsf」としておきます。
新規アプリケーションの作成

Notes アプリケーションが作成できたら、それを開きます。
(下図ではすでに文書が作成されていますが、新規作成した場合はありません)
Eclipse Update Siteアプリケーションを開いたところ

[Import Local Update Site]アクションをクリックすると、下図のダイアログが表示されるので、[Browse...]をクリックして、2.で作成したUpdate Siteのフォルダから「site.xml」を選択します。
Import Local Update Siteダイアログ

選択したら[OK]をクリックします。
Update Siteの内容がImportされると、ビューに文書が表示されます。
Update Siteがインポートされて文書が作成された

Eclipse Update Siteに登録された文書の内容を反映するにはDominoサーバーを再起動する必要がありますので、再起動します。


4.サンプルDB(XPages JDBC)で動作確認してみる

XPages JDBCのサンプルアプリケーションは、https://github.com/OpenNTF/XPagesRelationalSampleで入手できます。
入手した「XPagesJDBC.nsf」を署名したらDominoサーバーにアップロードします。

WebブラウザでNotes アプリケーションを開きます。
XPagesJDBCをWebブラウザで開いた

画面右上にある[Setup]をクリックすると、Derbyへの接続テストが行えますので、実行します。
Derbyへの接続テストが成功




正しくセットアップできていると、「Connection Successfull」と表示されます。


あとは画面左側にあるアウトラインからビューをクリックすると、Derbyのデータが表示されるので、確認してください。




このように、ちょっとした手間でJDBCドライバを利用したXPagesアプリケーションが作れるようになっています。
JDBCドライバはDerbyの他、OracleやDB2、SQL Server等に対応しているとのことですので、色々と試してみてください。





それでは今日はこの辺で・・・


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